「高齢者雇用」に関するリリースを公開しました

智菜美紙屋
公開日: 2023-01-16

■現場を⽀える製造スタッフ 65歳以上が約半数を占める

私たちは神奈川県厚木市で、ウレタンの″端材″を使って製造・販売を行うソファメーカーのセルタンと申します。私たちは“シニアのスタッフを積極的に採用”して「捨てられるはずのウレタンの端材」を使い、環境に配慮したソファを製造しております。

▲工場で働く定年退職後のスタッフの様子

▲ウレタンの端材を加工してソファを製造している

少子高齢化で人口に占める高齢者の割合が増加する現在、高齢就業者数は、18年連続で増加し909万人と過去最多となっています。(総務省調べ「労働力調査」、2021年)
2013年4月に「高年齢者雇用安定法」が改正され、希望者は原則65歳まで働くことができ、「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答している高齢者は全体の約4割であることが明らかになっています。定年退職65歳を義務化することや、70歳に引き上げる案が出ていることを踏まえるといかに定年退職後も働きたいという意思のある高齢者が多くいるかがわかります。
(内閣府調べ「高齢者の日常生活に対する意識調査」、2014年、全国60歳以上の仕事をしている男女対象)

■セルタンの高齢者採用

対して、私たちセルタンは定年退職も働きたいという高齢者を積極的に採用しております。(スタッフ110名のうち57名規模)。スタッフ採用を開始したのは約15年前、初めは2.30人程のスタッフしかおりませんでしたが、募集を続けていると若年層の応募は少なかったものの、活気に満ちた高齢者の方の応募が多くありました。

高齢者採用を行う企業として身体に配慮するということは不可欠です。そこで工場内の整備や、安全確認装置の取付強化等を行い、高齢者がよりよく働ける環境づくりを会社全体で取り組んできました。

 

■定年後も活躍の場があるという後押しに

弊社は近年、パンをモチーフにした商品や人気キャラクターとのコラボ商品を販売しているということでSNSで話題になることがあります。それらの商品は20代から40代の若年層をターゲットに開発されており、購入者も女性が約6割を占めています。しかし、工場では定年退職後の活気に満ち溢れた高齢者の方が製造を担当しており、工場全体だけでなく会社全体を支えています。

私たちセルタンを通し、厚木市のひとつの工場で「高齢者が活気に満ちて働いている」という背中を見せることで定年退職後でも高齢者にも輝く場所はあるという意味で勇気付けたいと思っております。

大変お忙しいとは存じますが、この件につきまして掲載頂き、報道のお力でより多くの皆さまへ届けるきっかけとしていただけましたら幸いです。掲載のご連絡・お問い合わせは、下記までお願いいたします。

 

【お問合わせ先】
株式会社セルタン 広報担当: 紙屋
〒243-0807 神奈川県厚木市金田1655
TEL:046-222-2611
Mail:cellutane-official@ct1.jp